『英語の勉強方法』話せない大人に効果抜群なのは「PDCA学習」

『英語の勉強方法』話せない大人に効果抜群なのは「PDCA学習」

大人の方が「今こそ英語が話せるようになりたい」と考えたとき、最も大事なのはその勉強方法です。この記事では、何から始めればいいのかという疑問にお答えするだけでなく、「結局どんな学習方法がいいのかわからない」という大人の方のために、取り組みやすさを重視した「PDCA学習」をご紹介しています。

おすすめのテキストやアプリ、オンライン英会話なども載せているので、最後まで読んでいただければきっと学習の第一歩を踏み出せるでしょう。ぜひお付き合いいただければと思います。

英語の学習環境を整えよう

『英語の勉強方法』話せない大人に効果抜群なのは「PDCA学習」

「PDCA学習」を紹介する前に大切なことがあります。大人が英語の勉強を始めるときは、先に学習環境を整えることが重要です。学習したいと考えている大人の方は、学生のときと違って毎日学校に通い続けるような環境がないことがほとんどでしょう(大学にでも行かないかぎり)。モチベーションを下げないようにするためにも、以下のことに取り組んでみてください。

「英語で何がしたい?」を自分に聞いてみる

英語はコミュニケーションに必要な言語のひとつです。言い換えれば、英語で会話をするための手段に過ぎません。

もちろん、電車や飛行機にただ乗ることが好きな人がいるように、英語を話すことそのものが好きな人もいるはず。ですがそのような人でも、誰かとコミュニケーションが取れなければ、英語はきっとつまらないものになっているでしょう。

要するに、どんな人であっても、英語を学ぶときは何かしら英語以外の目的があると思います。ですので、まずはその目的が何なのか自分に聞いてみてください。海外のレストランでスムーズに料理を注文したいのか、店員さんおすすめのお土産を買いたいのか、行きたい観光地に迷わず行きたいのか、それともネイティブの友達を作りたいのか。

日常英会話とひと言で言っても、具体的に考えればたくさんあります。自分が何をしたいのかをはっきりさせておけば、ゴールが明確になり、自然に頑張ろうという気持ちが湧いていきます。

英語を身近なものにする

英語を身近なものにする準備もしましょう。私たちが日本語を話せるのは、幼少期から机にがっつり向かって、テキストを読んだり発音の練習をしたからではありません。親が話している言葉、テレビから聞こえる言葉を聞いて、それを一生懸命真似して発音したりしたからです。

英語を常に目に見える位置に置いたり、常に聞こえるようにする環境作りはかなり効果があります。私も英語ができなかったときに、好きなバンドのポスターに書かれていた英文だけは、毎日見ていたこともあってスラスラ言えるようになっていました。トイレの扉に覚えたいフレーズを貼る、朝起きたら必ず決まったフレーズが収録されたCDを聞く、などもおすすめの方法です。

英語勉強はPDCAサイクルでやろう

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学習環境を整えたら、いよいよ英語勉強のスタートです。学習方法にはさまざまなものがありますが、ここではPDCAサイクルに基づくプランをおすすめしたいと思います。

PDCAサイクルとは、品質管理や生産管理をよくするためのビジネスメソッドです。計画(Plan)を立てて実行(Do)し、チェック(Check)をして改善(Action)する。PDCAとは、それぞれの頭文字を取ってつけられた名前です。本来は仕事で使われるものなのですが、計画的かつ効率よくステップアップできる手法として、学習にもしばしば導入されています。

特に大人の方だと、上述したように勉強時間がなかなか持てなかったり、場合によっては急に英語が必要になったりするものですよね。だからこそ、このPDCAサイクルにしたがって学習を進めることは非常に有効なのです。

勉強目標を立てよう

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まずは、勉強の目標を立てます。初めて英語学習に取り組むとき(最初のPDCAサイクルのとき)は、パターンの習得を意識するのがおすすめです。ですので、目標は「1ヶ月でパターンを○つ覚える」といった形がいいでしょう。

英語を使ってスムーズにコミュニケーションを取るために必要なのは、相手が言うことを理解し、それに対して素早くレスポンスをすることです。と聞くと難しいかもしれませんが、実は日常の会話というのは、ある程度パターン化されています。「どこから来たの?」と聞かれれば場所を、「昨日何をしていたの?」と聞かれれば昨日していたことを答えますよね。そうしたパターンで会話は成立すると考えれば、あらかじめ「これを聞かれたらこう答える」と覚えればいいことがわかると思います。

会話のパターンを頭にインプットしておけば、受け答えのスピードが早くなるばかりではありません。単語を入れ替えたり、動詞の表現を入れ替えたりするだけでいろんな文章が作れるようになるので、表現のバリエーションも簡単に増やせます。

必要な単語や文法はパターン習得の中で徐々に増やす

英語の勉強について調べてみると、よく単語と文法を身につけないとダメという説明があります。これは半分正解で、半分不正解と言えるでしょう。たしかに単語や文法は、英語の基礎として大変重要なものです。しかしそれだけを意識すると、学校の授業の二の舞になってしまいます。

そもそも単語は会話のバリエーションを増やすもので、文法はある表現を簡単にできる公式のようなものです。「自分の出身地を相手に説明したい。だからこの単語を覚える必要がある」「自分が考えていることをわかりやすく説明したい。この文法が使えそうだな」と。簡単に言えば、話したいことがあって初めて生きてくる要素と言えます。

ですので、単語や文法は、パターンを習得する中で徐々に増やしていくのがおすすめです。そのほうが単語や文法が書かれたテキストを読んだときに、「これは使えそうだ」となって記憶にはるかに早く定着します。

繰り返し学習で会話力を磨こう

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勉強計画を立てたら、実際にパターンを習得するための学習をはじめていきましょう。

リスニング→発音→リスニング…を繰り返す

パターンを習得するためには、日常英会話の例文集にたくさん触れるのがポイントです。ただし、単に文章を読んで暗記するのでは記憶定着に結びつかないので非効率。実際にネイティブがどのように発音しているのかリスニングし、それを真似して発音をすることを繰り返しましょう。

スポーツでも、練習するときは身体を何度も動かしますよね。それは試合になったときに、頭で考えるよりも先に身体が反応できるようにするためです。英語も同じで、会話の中でその表現を聞いたときに反射的に答えられるように、耳と口という身体に覚え込ませるのが鍵となります。

おすすめのテキストとアプリ

英会話のパターンを増やすのには、テキストアプリを使うといいでしょう。以下におすすめのものをご紹介しますので参考にしてください。

テキスト『基本の78パターンで 英会話フレーズ800』

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会話でよく使う表現がコンパクトにまとめられている1冊です。特徴は、ひとつの表現に対して複数の例文を用意してくれていること。たとえば「Could you ~?(~していただけますか?)」という表現には、「Could you wait a little?(少しお待ちいただけますか。)」「Could you give me a discount?(値引きをしていただけますか。)」などの例文が用意されていて、さまざまな場面に対応できるようになっています。こちらの書籍はCD付きではありませんが、音声データを無料でダウンロードすることが可能です。

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テキスト『CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』

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会話のパターンを覚えたいなら定番の書籍です。簡単な英語で話すことをコンセプトとしているため、中学英語レベルであれば十分に理解できます。「とりあえずこれから始めた」という人は少なくないので、初心者の方であればぜひ検討したい1冊と言えるでしょう。

ちなみに、こちらはシリーズとして、『CD付 ネイティブなら日本のきちんとした表現をこう言う 英会話きちんとフレーズ100』などのステップアップ版が出版されています。初級版をマスターしたら挑戦してみるのもおすすめです。

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アプリ『英語・英会話一日一言』

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英会話教室「コペル英会話」の校長、スィディキ講師が監修しているアプリです。実際の英会話で使えるフレーズを毎日一言ずつ、クイズ形式で学ぶことができます。ちょっとした講義動画もついているので、単純な暗記よりも忘れにくいのが魅力でしょう。

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アプリ『日常英会話表現 - ネイティブが使う72の定番英語表現』

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名前のとおり、定番の英語表現を網羅したアプリです。「質問する表現」「様子を表す表現」などの各表現に5種類の英会話フレーズが用意されています。スピーキング練習機能付きで、自分の発音を採点してくれるのも特徴のひとつです。

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定期的にチェックをしよう

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英語は相手とコミュニケーションを取るための道具なので、いくら自学習を進めても、相手の発音が聞き取れなかったり自分の言いたいことが伝わらないと、「英語ができる」とは言えません。テキストやアプリでの学習をある程度進めたら、定期的にセルフチェックをしたり、英会話講師からチェックをしてもらうようにしましょう。

セルフチェックの方法

自分で自分の英語力をチェックするときは、リスニングと発音にわけて行います。リスニングならTOEICのサンプル問題や教育出版の「フリー・リスニングテスト」、アルクの「リスニング力診断テスト」などを利用するといいでしょう。

発音の場合は、Google翻訳やSiriなどが最も手軽です。アプリを起動させて、携帯に話しかけるように発音し、正しく目的の単語が表示されるかどうかで判断できます。

講師にチェックしてもらう

今ご紹介したセルフチェックは、どこが足りなかったのか、次に何を身につけるべきかきちんと把握できれば、着実にステップアップに繋がります。ただ、それでも十分とは言い切れません。より正確な英会話力を身につけるには、やはり英会話講師のチェックが不可欠です。

今は、忙しい現代人向けに開講されているオンライン英会話がとても流行っています。従来の英会話教室と比べて時間の融通も効きやすく、それでいて手頃な値段で受けられるからでしょう。特に『レアジョブ英会話』は初心者向けとして、『DMM英会話』は24時間開講かつ手頃な値段で受けられる点で、多くの大人の方に選ばれています。詳しい内容や値段を知りたい人は、ぜひ下記をお読みください。

チェックの結果をもとにステップアップしよう

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セルフチェックや講師からのチェックは、英語学習において欠かせないものですが、受けっぱなしにしないことが何より大切です。最後に、結果をもとに課題を見つけ、ステップアップにつなげるためのポイントをご紹介します。

課題を見つける

チェックをもとに課題を見つけるには、何ができなかったのか具体的にすることが必要です。たとえばチェックによって発音がうまくいかなかったとわかったら、何の単語の発音がうまくいかなかったのか、どのようにうまくいかなかったのかまで確認します。リスニングであれば一度聞き取った英語を書き起こしてから模範解答と照らし合わせて、どの部分が聞き取れていないのか詳しく見比べるといいでしょう。

改善方法を探す

課題が見つかったら、どうすればその課題をクリアできるのか探します。私の場合は、テキストを読み返してうまく聞き取れなかったフレーズを拾ってみたり、YouTubeで「r」と「l」の口の動かし方を説明している動画を見てみたりしていました。ただそれだけでは対応しきれなかったので、オンライン英会話の講師の方に直接聞いたこともあります。このようにいろんな方法がありますが、いずれにしても放置しないことが大事です。

課題のクリアを次の目標にして、新しい計画を立てる

改善方法を探したら、課題のクリアを次の目標にして、新たな計画を立てます。新しいことにどんどん挑戦するのも大切ですが、苦手なままだと、うまくステップアップできません。特に発音は変なクセがついてしまうと、なかなか抜けないものです。まだ修正が効くうちに正しい発音の仕方を身につけることを心がけてみてください。

よく英語は、勉強する時間に比例して常に上達し続けるのではなく、停滞期と一気に上達する時期の繰り返しだと言われています。苦手なポイントの改善に時間を費やしていると、つまづいている感覚があるのですが、それこそが英会話を身につける上で必要なものなのです。英語学習は続ければ間違いなく結果がついてくるので、頑張っていきましょう。

まとめ

『英語の勉強方法』話せない大人に効果抜群なのは「PDCA学習」

本記事では、PDCAサイクルを利用した学習方法をご紹介しました。今度こそ英会話ができるようになりたい大人の方はぜひ参考としていただきたいと思いますが、どうもしっくりこないという人もいるかもしれません。

当サイトBRITでは、ほかにもさまざまな勉強方法をご紹介していますので、よければ下記にもアクセスしてみてください。この中から、相性のいい勉強方法を見つけていただければ嬉しく思います。

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